教育講演会「親がキレない子育てのすすめ」

12月2日(土)、教育講演会を開催しました。今年度も、会場聴講とオンライン聴講のハイブリッド方式で実施しました。講師は、東京大学名誉教授の汐見稔幸氏です。

最初に、全体会において教育長の講話をいただきました。

　テーマは、「親がキレない子育てのすすめ」でした。ほんのしばらく前まで育児を機能的に分業していたのだが、子どもが外で自由に遊べなくなってしまった。昼の子育てまで親が担うことになり、ゆとりがなくなった。保育園などに預けることによって ゆとりをもつことは必要である。

　そして、子どももつらいのだということを知りましょう。「指示型から相談型育児への転換を図ること。子どもに家庭の中での仕事をあたえること。」をしていきましょう。参加者からは、「子育てに悩むことが多かったが少し気が楽になった。」「余裕をもって子どもと向き合いたい。」といった感想が聞かれました。