例年9月に行われていた研修会ですが、コロナの状況を考慮して、本年度は11月に延期。さらに全体会をやめたり、分科会の数を減らしたり、2部制を実施したりしました。
例年は、全体会で教育長の講話が行われています。今年は、参加者の皆さんへビデオメッセージが送られました。
昨年度PTA活動報告会で最優秀賞に選ばれた、伊目小学校の活動をPTA会長太田かおり氏に発表していただきました。
伊目小学校には、平成2年から続く、PTA・学校・地域の三者が連携する三世代交流事業がある。その特色ある活動が「生き生き学校」。三者が協力して「遠泳大会」「川遊び」「宿泊体験」などを行っている。伊目地区の子供たちをみんなで育てるという基盤が感じられ、とても温かさあふれる時間となった。
メディア教育では、NPO法人浜松子どもとメディアリテラシー研究所代表長澤弘子氏をお招きし、「ゲーム、スマホと上手に付き合うために」~スマホ時代の親子に求められるリテラシー~をテーマに講話をしていただいた。
ゲーム、スマホがあって当たり前の時代に生きている子供たちの現状とトラブル、私たちが親としてどのように対応していかなければいけないのか、などを分かりやすく話していただいた。知らないでは済まされない現実を突きつけられ、我が子や家庭を振り返る大事な時間となった。
心のケア教育では、NPO法人はままつ子どものこころを支える会の小粥義雄氏をお招きし、「心のケア教育」~不登校の子どもたちのための教室~をテーマに講話をしていただきました。
年々増えている不登校の子供たちの現状や子供たちの思い、どんな支援が子供たちには必要なのかなど、日頃から不登校の子供たちに関わっているからこそわかることをわかりやすく話していただいた。子供たちには安心できる心の居場所が必要であることを深く感じた。